一過性

堀江社長が外国人記者を前に会見しているのを日本テレビの番組のきょうの出来事で見た。
敵対関係にあるらしい日本テレビの番組であるからだろうけれど、堀江社長の発言、外国人記者へのインタビュー、ナレーションやテロップ、全てに関して厳密に選択している感じがした。どの映像をどこで切って貼ってしてどの順番で流すかという部分に工夫を凝らしているように感じた。きっと、あのコメントがでてない、これとこれを繋げて出すのは印象操作だの、2ちゃんねるなんかで話されているだろう。


テレビは今のところかなり一過性のメディアだと思う。どんなものを放送していたかは、テレビ局自身を含めて多数の人間が保存しているだろう。でも、全ての番組が(代金を払うなどすれば)誰にでも見られるようにはできない。技術的な面でも著作権利関係でも。テレビは一過性のメディアだからこそ、きょうの出来事でどう編集されていたか、というの話題はそのうち興味を持たれなくなる。でも、全ての番組についていつでも見られて、あれやこれやと話題になりつづけたら。そして、そうでないと回らないような世の中になったら、自分はどうしたらいいんだろう。