メモ

著作権分科会 法制問題小委員会(第3回)議事録がアップされてるが、まだ配布資料は作成中。でてきたら、前のリンクは書き換えるか…。こっちが公式だし。

しかし、補償制度ができたときの空気はどんな感じだったんだろうか。


デジタルコピーは上手くやればデジタル情報を劣化させることなく媒体から他の媒体へ移すことができる。情報の生成段階*1でアナログ情報なものは、デジタル情報に落としこむ時点で劣化が生じ得るが、考えるべきはそういう事ではなくて、情報量の収束先のことではないかと思う。

劣化の生じるコピーであれば、無限回のコピーを繰り返せるとしても、最終的に媒体の持つ情報量は0に収束する。また劣化の生じないコピーであっても高々有限回数のコピーまでしかしなければ、媒体自体の持つ寿命の為に、最終的にはやはり情報量は0に収束する。だが、高々有限回の劣化の生じるコピーと無限回の劣化の生じないコピーからなる列が無限の時間の経過した先に収束する情報量は0以外でありうる。

何しろ無限の時間も耐え得るわけであるからして、「デジタルコピーヤバイ。マジヤバイ」というのは理解できなくもない。

*1:どこだ?