NHKは受信設備の所有者に受信契約を督促するつもりなのかそれとも受信設備の設置者に受信契約を督促するつもりなのか

痛いニュース(ノ∀`) : 【NHK】 「“テレビを買った”という点で契約の自由には抵触しないと考えている」 受信未契約者への訴訟準備開始 - ライブドアブログ
http://www.iza.ne.jp/news/newsarticle/51976/

受信契約については、憲法の「契約自由の原則」に反するとの指摘もあるが、NHKでは「テレビを買う買わないは視聴者の自由であり、あえてテレビを買ったという点で契約の自由には抵触しないと考えている」としている。

これはいつだれがどこでどう表明した考えなのだろう。ソースドコドコ。
今回の訴訟開始に向けた動きに対するNHKのサイトでの記述では、これは受信機を設置しているにも関わらず未契約である事業者への取り組みの一端であるとしており、テレビの購入(ないし所持)についての記述はない(http://www3.nhk.or.jp/pr/keiei/otherpress/070515.html)。

この記事を掲載しているイザ!では、産経新聞グループの4紙、ITメディア、USA TODAYから記事の提供を受けているらしい(http://www.iza.ne.jp/help/news.html)。ので、この4紙のどこかがこの記事を書いたのだろうけれど、ソースはよく分からない。
子一時間グーグル経由で探索してみたけれど、NHKがどこでいつ言ったのかということはよくわからなかった。探索不足なのか。

ひょっとしたら、自分はNHKを見ていないのでわからないけれども、NHKを見ていれば当たり前に表明されている意見なので、特段ソースを書く必要性は誰も感じないのかもしれない。でもそうだとしたら、テレビを所持していても見ていない人も対象に含まれる発言なだけにシュールな状況だなあ。

もしそのような意見表明がなかったのだとしたら、虚偽報道として告発してほしい、という意見の方もいるようだ(理屈と受信料契約はどこにでもくっつく ageha was here)。



自分は情報と情報の発信者を区別して、基本的に発信者に依存しないようにしている。例えば、「xxx新聞の記事だから嘘に違いない」という考え方はしない("わが社の記事は全て嘘です"という記事を読むとフリーズしちゃうから)。でも、「私はこう思います」という発言と「あの人はこう思っています」という発言があったとして、両者の発言が上手く対応しないときには、前者の"私"と発信者の対応が解釈できそうなら、後者よりも前者の発言を信頼してしまう。信頼は解釈の中にしかない、というか。

Yahoo!ニュース - 毎日新聞 - <NHK>今月中にも受信契約督促 - 無方研日記