VRと仮想現実は、別物

アニメの、電脳コイルを見る。
SFガジェットの描写、はそれなり。拡張現実とかなんとか?こういうのは手が届きそうで、届かないというか…。HMD元年はいつだろう。4,5年前は10年もあれば余裕だと思っていたけれどさてな。
作中での「空間」に、共有3次元デスクトップかな、という感想を持つ。より細部についてなら、演算デバイスどこに有るんだろう。とかユビキタスにも程がある、とか。伏線の一部なのかも知れないけれども。アクセス権の制御も実に"エエ加減"で素晴らしい。それ他人にも見えていいのっていうウィンドウやアイコンがちらほら。
共有、といえば今はネットワーク上でのお話が主流なのだろうけれど、どうも単一マシン上での機能とリンクしてイメージされる。*1アイコン(魔法陣とか)を直接投げ合ってるからかも。
で、3Dはともかく単一マシン上で共有デスクトップができないか、とか。現状だとデスクトップ自体はマルチディスプレイで可能だけれども、マルチキーボード、マルチマウス環境が準備できないな、と。MMTkとか使って何か作ればOSでサポートするのと同レベルまで持ってける?
というかマルチキーボード、マルチマウスって何でサポートされてないんだろう。セキュリティ上問題があるのはわかるけれど。

*1:もっともワイヤレスで協調動作するハードによる仮想マシン、というのならネットワーク上、というのと何も変わらないのかもしれないけれど。