情報の規制

オタクバッシング関連のページをうろうろする。なかなかひどい状況のようで面白い。まあ選挙には行くからさ。
ポルノコミックであろうがニュース映像であろうが基本的にはあらゆる情報は視聴者に影響を与えるに決まってると思う。ただ、犯罪を起こすようになるような影響を受けるかどうかってのがここでは問題になってるのであろう。
ポルノコミックを擁護する立場からすれば、性的嗜好が強化されることと、犯罪を犯すようになることは別のことであって、後者は例えばメディアリテラシー、現実と空想を区別する能力、自己を抑制する能力等の欠如が原因となっているのであって、ポルノコミックはそのようなものを鈍化させる影響を与えるものではない、というような分離の仕方がありかもしれない。
しかしそうであるとしても、直接それらを鈍化させるようなメディアのカテゴリ、というものが見出されてしまったら、それをどうすればいいのだろう。例えば麻薬物質は非常に多くの人間の精神に対してそのような影響を与えうるという事もあって、その扱いに関してその取り扱いに法的な制限がかけられているのだと思う。情報に関しても同様な対処が可能なんだろうか。
というか情報そのものを規制する法律の中に、そのように情報を受ける事自体が問題を引きおこすから、という理由のものが今現在あるのだろうか?名誉毀損だとか猥褻物陳列だとか虚偽記載とかうーん、今のところ思いつかない。アメリカだとDMCAなんかちょっと近い感じもするけれども。