児童性愛者よりも肉親の方が危険なのだろか?
ミーガン法のまとめサイトのmacskaさんも書いているが、
http://macska.org/index.php?p=57
もう1つ、別のポイントを挙げると、これは性暴力や子どもの虐待について何らかの取り組みをしている人にとっては常識だと思いますが、子どもへの虐待の加害者として一番多いのは、両親及び同居している大人でしょう。得体の知れない異常性愛者(が今回の事件に該当するかどうか確証がありませんが)が起こす事件など、それに比べればはるかに頻度が低いです
「外部の児童性愛者」よりも「家庭内の性的虐待者」の方が危険度が高いという意見があるらしい。これに関してはホントなのか、何か裏付けるような情報はないものかなあと以前から思っていた。自分自身、心理的に受け入れにくいということもあるのかもしれない。
で、その例としてあげられているらしいものを2つほど発見した。
まずは、
性的児童虐待、4割は実父 大阪の研究班166件調査
http://jbbs.livedoor.jp/bbs/read.cgi/news/410/1057844668/287
これは掲示板の書き込みログのようで、元は朝日新聞の記事のようなのだけれど、元々の
http://www.asahi.com/national/update/1217/007.html
には既に記事は存在せず、グーグルにもInternet Archiveにもキャッシュは存在しない。
だが、大阪の研究班 性的児童虐待 - Google 検索と検索すると同様のページが結構ヒットするので、まあこのような記事が出たのは確かなんではないかなと思っている。
読んですぐに思ったことは、
と書かれており、この記述が正確なら元々家庭内での事例のみを扱った調査であって、「外部の児童性愛者」と「家庭内の性的虐待者」のどちらが危険なのか、という疑問の解決にはそもそも役に立ちそうにないなあということ。
同時に、どうも漠然としたまま疑問を持っているのではないかということに思い至る。どのような調査内容であれば、この疑問が解決することになるのか。何を持って「危険」というか、一体何と何を比較するのがよいか?
それはさておき、もう一つは、
性的虐待で初の実態調査
http://www.drakahige.com/NEWS/TOPICS/2004/2004032901.shtml
である。
これに関しては以下の資料に詳しいことが載っているっぽい。
http://www.city.kamakura.kanagawa.jp/kodomo/cyuukann2.pdf
が、ああ。もう寝なくては。
続きはまたいつか。