ゲーム/人生/現実逃避

「逃げちゃおぜ、世界の中に」は妖精現実にある連載風何か。現在3話から5話が確認できる。
「逃げちゃおぜ、世界の中に」というタイトルは、変。普通は逃げるとするなら、外側だ。という感じ方は、今自分が世界の内側にいることが前提になっているたぶん。この前提は世界というものが逃れようもなく内側でしかありえないという世界把握から来るたぶん。ちくしょう、どこにいっても、世界じゃないか。
最初から否応無く無い世界を、その世界把握を考える。世界でも世界でなくてもいいのだけれど、なんとなく、世界の中にいよう、かな。とかあるいは、夢見る蝶になるか、夢見るヒトになるか。どちらでもいいのだけれど、あえてヒトでいよう、とか。どういうキャラでロールプレイしようか。ロールプレイングゲーム
なんとなく、とかあえて、とかの理由はともかく、在り方が選択される、という在り方。その否応無く無さが、最初から最後までのずうっと、いつの間にか始まりいつ終わるとも知れぬ<いまここ>、"現実"、として存在していたとしたら。…否応無く否応無く無かったとしたら
生まれたときからロールプレイ。どころか、生まれてくることもロールプレイ。ロールプレイしてるロールプレイというロールプレイというロロロロロ。という。
たまに"現実"に逃避したくなる気持ちは人間さんにはわからない、のかも。逃げちゃおぜ、世界の中に。