自己言及性愛好者日記 4

これが思いのほか長く楽しめている。ふとした思い付きであったのに。よく有りそうな形なのに、探索範囲内には見つからないし。でも、どこかで見たことがあるのかも、とも思う。
意味論的にスコープがズレそうな感じが、「この文は矛盾している」や「真であるものは偽である」などに比べて、いい。尤も、外に出られるわけではないのだけれども。
最終的にどう転がすにせよ、イデアルドラッグを楽しむ作法として「これが**(真/偽/矛盾/無矛盾/etc)であるとして」というステップは必ず通過する。というか通過してしまう。よいイデアルドラッグというのは共通して"現にそうである(大抵見えざる)何事か"に接触するように思う。スタートがスタートであること、はスタートして初めて接触できる、というか。だとして、"何かを仮定すること"に接触するような小品が何かないかな、と思う。